それが・・あるんです!!
コーヒーの味を構成する要となるのは苦味と酸味、これに香りが加わります。
味や酸味は産地銘柄よりは焙煎方法によって決まります。
浅煎り…酸味が強まります。
深煎り…苦味が増します。
このように焙煎度をコントロールすることによって合ったり、合わなかったりする食べ物を考えてみましょう。
●浅煎り(酸味が強く、苦味が弱い)
パン、サンドイッチ、またはテリヤキチキンなどのこってりした食べ物との相性がいいです。
朝(・∀・)イイ!!=浅煎りですね。
●中煎り(酸味がやや強く、苦味がやや弱い)
洋ナシやりんご等のフレッシュフルーツのタルト、オレンジ系の香りのあるお菓子や料理との相性がいいです。
フルーティーな風味のものと、フルーティーな酸味が感じられる中煎りの相性といった感じですね。
●中煎り(酸味と苦味のバランスがちょうどよい)
スモークサーモン、クリームチーズを使ったサンドイッチ、カスタード、メレンゲを使ったパンや
お菓子との相性がいいです。
若干、お口の中がこってりとしてきたところに、軽快な苦味と若干の酸味のあるコーヒーを流し込んで
お口の中でリセット。
●中深煎り(酸味がやや弱く、苦味がやや強い)
ドライフルーツを使ったお菓子、バターを沢山使ったパンやお菓子、ライ麦系のハードパン、
ソーセージを使ったサンドイッチなどの食べ物と相性がいいです。
お口の中の油とコーヒーの苦味が味覚を中和。
●深煎り(酸味が弱く、苦味が強い)
キャラメル系ケーキや、チョコレート。チョコレートを使ったお菓子、ドーナツ、
イタリア料理等と相性がいいです。
ダークな食べ物には、ダークなコーヒーで、食べ進めて行くと飽きやすい舌の感覚をリセット。
コーヒー香りも相まって、食べ過ぎ注意!!
例えば・・・
あんこと合うコーヒーは何?
生クリームたっぷりのケーキと良いのは?
そんな悩みありませんか?
昔の喫茶店では、コーヒーを頼むと「ピーナッツやアーモンド」をお皿に乗せて2-3粒
付け合わせてくれました。
これに疑問を感じた事のある方いますかぁ?
実は、その喫茶店のコーヒー豆には「ブラジルコーヒー」を使用していた確率が高いです。(一部例外アリ)
ブラジルコーヒーの風味は、「ナッツの香り」そこで、一緒にナッツを箸休めで食べて頂く事で、
コーヒーの香りを増幅して感じ、よりコーヒーを美味しく楽しめるというお店の配慮でした。
現代の日本は・・
Cafeといったら、フルーツと生クリームたーっぷりのケーキやパンケーキ。
これに合わせるコーヒーは?・・・中深煎り又は深煎りの中南米のコーヒーが多いですね。
和菓子には・・
「お茶」に決まってる・・・。
そうでしょうか?紅茶・コーヒーと言う選択は?
実は、日本で「モカ」コーヒーを販売したのは日本食文化に合った飲み物だからです。
試しに、あんこの和菓子と一緒に、エチオピアのコーヒーを試してみてください。
私は、お茶よりも合うと思います。
是非、一度試してみてください。
ちなみに、市販のモカではなく、焙煎仕立てのモカで試してください。きっと世界が広がります。
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